2022年3月9日の3:00より行われたAppleのスペシャルオンラインイベント「Peek Performance.(最高峰を解禁。)」内で、最新のA15 Bionicチップ、最大256GBのストレージを搭載し、5G通信に対応した新iPhoneSE(第3世代)が発表されました。
今回発表された新しいiPhoneSEの特徴などをまとめつつ、見ていきたいと思います。
iPhoneSEは第2世代→第3世代でどうなった?
まずは発表されているスペック情報を比較してみたいと思います。
項目 | iPhoneSE(第3世代) 2022/3/18発売 | iPhoneSE(第2世代) 2020/4/24発売 |
---|---|---|
チップセット | A15 Bionicチップ 2つの高性能コアと4つの高効率コアを 搭載した新しい6コアCPU 新しい4コアGPU 新しい16コアNeural Engine | A13 Bionicチップ 2つの高性能コアと4つの高効率コアを 搭載した6コアCPU 4コアGPU 8コアNeural Engine |
ディスプレイ | 4.7インチ 1,334×750(326ppi) RetinaHDディスプレイ 1,400:1コントラスト比 True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 触覚タッチ 最大輝度625ニト | 4.7インチ 1,334×750(326ppi) RetinaHDディスプレイ 1,400:1コントラスト比 True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 触覚タッチ 最大輝度625ニト |
サイズ・重量 材質・性能 | 138.4mm×67.3mm×7.3mm (高さ×幅×厚さ) 144g ガラスの前面と背面 航空宇宙産業レベルのアルミニウム IEC規格60529にもとづくIP67等級 (最大水深1メートルで最大30分間) | 138.4mm×67.3mm×7.3mm (高さ×幅×厚さ) 148g ガラスの前面と背面 航空宇宙産業レベルのアルミニウム IEC規格60529にもとづくIP67等級 (最大水深1メートルで最大30分間) |
ネットワーク センサー各種 | 5G携帯電話通信 4G LTE-Advanced MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) Bluetooth 5.0 内蔵GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou 3軸ジャイロ、加速度センサー、 接センサー、環境光センサー、 気圧計 | 4G LTE携帯電話通信 ギガビット級LTE MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 Bluetooth 5.0 内蔵GPS/GNSS 3軸ジャイロ、加速度センサー、 近接センサー、環境光センサー、 気圧計 |
カメラ | シングル12MPカメラ(広角) 広角:ƒ/1.8絞り値 Deep Fusion 光学式手ぶれ補正 最大5倍のデジタルズーム ポートレートモード 写真のスマートHDR 4 フォトグラフスタイル | シングル12MPカメラ(広角) 広角:ƒ/1.8 絞り値 ― 光学式手ぶれ補正 最大5倍のデジタルズーム ポートレートモード 次世代のスマートHDR(写真) ― |
フロントカメラ | FaceTime HDカメラ 7MPの写真 ƒ/2.2絞り値 Retina Flash ポートレートモード 写真のスマートHDR 4 フォトグラフスタイル 1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 Deep Fusion | FaceTime HDカメラ 7MPの写真 ƒ/2.2絞り値 Retina Flash ポートレートモード 写真の自動HDR ― ― ― |
バッテリー | 最大15時間のビデオ再生 | 最大13時間のビデオ再生 |
セキュリティ | Touch ID ホームボタンに内蔵された 第2世代の指紋認証センサー | Touch ID ホームボタンに内蔵された 第2世代の指紋認証センサー |
容量 | 64GB 128GB 256GB | 64GB 128GB |
色 | ミッドナイト スターライト (PRODUCT)RED | ブラック ホワイト (PRODUCT)RED |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
コネクタ | Lightning | Lightning |
本体デザイン・サイズはそのまま
実際にスペック表で比較して見てみると、端末デザインなどはiPhoneSE(第2世代)からの変更はありません。
ケースについても、apple公式のiPhoneSEケースの対応モデル情報から、iPhoneSE(第3世代),iPhoneSE(第2世代),iPhone7,iPhone8は共通ケースということなので、デザイン・サイズは完全にそのままで、中身が進化していることとなります。
また、本体のカラーですが、iPhoneSE(第2世代)では色が、ブラックとホワイトになっていましたが、iPhoneSE(第3世代)では、ミッドナイト、スターライトに変更されています。
この色展開はiPhone13/13miniの色と同じになっていますので、第2世代と第3世代では色味が異なります。(どれくらい違うのかは見てのお楽しみです!)
(PRODUCT)REDも実は同じ名前ですが、色味が毎回異なります。
色の中の(PRODUCT)REDと言うのは、ロックバンドU2のボノと、国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となり、メーカーが共通ブランドの商品を開発・販売することで挙げた収益の一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)に寄付することによって、 アフリカのエイズ対策プログラムを支援する仕組みです。 記事作成時現在は新型コロナウィルス感染症への寄付も行われています。
5G通信対応!
デザイン・サイズはそのままなのに、5G通信対応になりました!
5G通信には以下のような特徴が挙げられます。
・高速…4Gの20倍高速!
・低遅延…4Gの1/10の遅延!
・安定性…同時接続が4Gの10倍可能!
高速で低遅延で安定性に優れた通信が可能な5G通信が使えるようになったのはとても魅力的と言えます。
そんな高速な5G通信を利用して、ついにiPhoneSEでもiOS15のSharePlayを使用することが可能となりました!(Wi-Fi通信時は現在でも利用可能です。)
※SharePlayというのは、iOSのFaceTime(ビデオ通話)をしながら映画や音楽などのコンテンツ(体験)を一緒に楽しむ事ができる機能です。(通信量が多くても速度が早いから大丈夫!)
中身は最新iPhone13と同じ!
iPhoneSE(第3世代)の一番の売りとしては、5G通信もさることながら、やっぱり最新チップである、A15 Bionicを搭載されていることではないかと思います。
基本的に、iPhoneSEは価格帯の抑えられた製品と言うイメージがあり、初めてスマートフォンを持たれるユーザーや学生さんの利用者が多い印象があります。
特に、今回のアップグレードでは、若い世代の利用者であれば、利用シーンで高い割合を占めるであろうゲームとカメラへの恩恵は計り知れ無いものになります。
iPhoneSE(第3世代)も今までと同じシングルカメラにはなりますが、A15 Bionicを搭載することで、スマートHDR4を使えるようになったことで、色やコントラスト、ノイズなどにそれぞれの調整を適用して、より実物に近い写真の撮影をすることが可能となりました。
また、Deep Fusionの高度な機械学習技術を使うことで、写真のあらゆる部分の質感だったり細部を最適化されることで、肌は肌らしく、服地は服地らしく表現出来るようになりました。
それでいて優れたバッテリー駆動時間の実現
iPhone13/13miniと同じA15Bionicを搭載したiPhoneSE(第3世代)ですが、バッテリー科学とiOS15との密接な連係により、優れたバッテリ駆動時間を実現しており、今までよりも駆動時間が大幅に増量しています。
もちろん、バッテリー容量の増加も1つの要因ではあると思いますが、バッテリーをどう使うかなどの工夫が随所にされていることで、長いバッテリー駆動時間の実現に繋がっているのは確かです。
iPhoneSE(第3世代)は選択肢としてあり!
見た目はiPhoneSE(第2世代)そのままですが、中身が大幅な改良が加えられており、
- 処理能力向上
- カメラ機能向上
- ゲーム性能向上
- バッテリー容量増&長持ち向上
- 通信は最新の5G通信に対応
と、アレコレと盛り込まれたモデルで、見た目と中身のギャップがすごい事になっています。
もちろん今までのiPhoneSEと同様に、販売価格は抑えられた価格設定になっているので、お求めやすく、初めてのスマートフォンとしても最適・・・いえ、これ以上にない一台となっています。
通信のお困りごとは当店にお任せ!
携帯電話・スマートフォンに限らず、ご自宅の固定回線はもちろん
持ち歩きの出来るPocket Wi-Fi等お客様のニーズに適したご提案が可能です!
”街の携帯ショップ”の当店だから出来る!
全ての手続は当店のみで完結出来ます!
スマホのアプリなど、おすすめ情報等
「これはいいな!」を配信中!