スマートフォンで良い写真を撮ってみる!

スマートフォンの代表的な機能である【カメラ】ですが、最近のスマートフォンはカメラの性能向上もさることながらAIを活用して自然な色味やボケを表現できるなどハードウェアとソフトウェアの両面からアプローチが行われています。
でも、性能やAIが進化しても、もっと写真家さんのように綺麗な・カッコいい、心惹かれる写真を撮ってみたいと思ったことはありませんか?
そんな写真を撮る際に役立つ簡単なコツやテクニックをご紹介していきたいと思います。

抑えておきたい三分割法

普段何気なく撮影している写真ですが、写真を撮る際に「こんな感じで撮りたい」と言う思いは誰しもが持っていると思います。
しかし、いざ撮影してみると、なんだか・・・しっくりこないというか落ち着かないというか・・・すこし残念な感じになてしまうことってありませんか?
そう言った際に「三分割法」というものを試してみてください。
三分割法と言うのは、画面を縦3×横3の9分割にして写真を撮るテクニックです。
しかし、頭の中でわかっていても、実際に9分割するとなるとわかりにくい・・・と言う時に使うのがカメラのグリッド(ガイド)機能です。

グリッドなし
グリッドあり
グリッドあり(背景黒)

iPhoneでグリッドを表示する方法

「設定」→「カメラ」→構図「グリッド」をONにする

android(AQUOS sense4 basic)でグリッドを表示する方法

「カメラ」アプリからメニュー(右上)から設定を開き、「ガイド線」を選択
「ガイド線」を選択すると、様々なシチュエーションでのガイド線が出てきます。
撮影したいシチュエーションにあわせて選択してください。(今回は三分割を選択しています。)

androidはメーカーにより機能・メニュー内容などが異なりますのでご注意ください。

撮り方は簡単!合わせるだけ!

撮影の方法としては、表示されているグリッドの交点が4箇所できているのがわかると思います。

強調のため赤い点を置いています、この交点を被写体に合わせるだけでぐっと良くなります。

意識せずに撮影した写真よりも、右下の交点を意識して撮影した写真の方が被写体(この場合はBluetoothヘッドセット)が際立っているように撮影できていると思います。
※しっかりと抑えるわけではなく、あくまでもガイドになりますので、感覚である程度沿わせるだけでも全然問題ありません。

家の近くで咲いていた梅も全体を捉えるのもいいですが、周囲(団地)の雰囲気も合わせて撮るとまた見え方が変わってきます。

夜間に撮影したためとっても暗い写真になってしまいましたが、スマートフォンの写真編集機能を使うことで、明るさや露光を加工することでもっといい写真にブラッシュアップすることが可能です。
手元の写真で「暗い写真だから」と諦めず、一度編集して色味なども調整してみてはいかがでしょうか?

機種やカメラの性能にもよりますが、暗い写真などの場合ノイズが入ってしまいギザギザとした写真ができあがってしまいます。
機種に備わっている写真編集機能よりも強力な写真加工ソフト(Adobe Photoshopなど)を使用することで、より細かい加工も可能ですので、なれてきたら使用されてみても良いかもしれません!

大阪城も真ん中で捉えるのもいいですが、左1/3を軸に、下側の石垣も下1/3を抑えて撮ると空の抜けもあってどっしりとした雰囲気になると思います。

椿を撮ってみましたが、どんなところに咲いているかも併せて取り込んでみると情景があっていい感じに撮れています。

必ずこれが良いとは限らない

撮影する被写体により、しっかりと捉えた写真のほうが良い・好きと言うこともありますので、「絶対にこの撮影は間違っていない!」と言う断言はできませんが三分割法はあくまでも基礎的なところになりますので、抑えておいて損はないと思います。
撮影していてい「なんかすこし残念だな…」と思った時に「そういえば!」と思い出して撮影に生かしていただければと思います。

写真の撮影はメモリ容量により撮影できる枚数は変わってきますが、一先ず撮って、後で簡単に整理・加工できるのがスマートフォンの魅力です。
ですので、一枚二枚撮るのではなく、たくさん撮影してその中からよりすぐった写真を見つけていくのも楽しいですので、パシャパシャいっぱい撮ってください!

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