故障かな？【電源編：電源が切れる】

携帯電話・スマートフォンを使用していると、「故障？」と思うタイミングが必ず一度は訪れると思います。
そんな「故障しているの？してないの？」と言う内容にスポットを当てた内容をまとめていきたいと思います。

【電源編】電源がつかない、急に電源が落ちる…

電源がつかない、急に電源が落ちると言う現象に対してはいくつかのチェックで内容を切り分ける必要があります。バッテリーなのか、本体なのか、アクセサリーの可能性もありますので、少し切り分けて行きたいと思います。

気付いたら電源が落ちている

カバンやポケットに入れていたら電源が落ちていたと言う現象に一度は遭遇した方がほとんどだと思いますが、この現象もいくつかのチェックポイントが存在します。

電源がすぐに入って立ち上がる(その後同じ症状はなし)

携帯電話・スマートフォンと言うのは精密機器となります。
物によっては「頑丈！落としても大丈夫！」と言う謳い文句で商品を売り出すメーカーもありますが、外装や画面などのガラス面が割れにくいと言う内容のもので、中のバッテリーや基盤などの精密部品が大丈夫！というわけではありません。なので、落としても絶対(中身も)壊れない！と言うわけではありませんのでご注意下さい。

何かしらの衝撃が本体内部の部品に影響を与えて異常(接続部の接触不良等)が発生し、電源が落ちた可能性が考えられます。(あくまで可能性の話で絶対ではありません。)

その後直ぐに電源が入り、使用上も特に問題もなく使用でき、本体が高温になっていなければ問題ないと思います。

しかし、電源が入るものの、動作がおかしかったり、本体が高温になっている、使用しているときに本体がいつもより熱くなりやすくなった気がするなどの変調が見られる場合は、本体内部での何かしらの問題・異常が発生している可能性があるため、一度専門店でスタッフに見てもらうのがいいと思います。

電源がすぐに入って立ち上がる(同じ症状が頻発する)

電源がすぐに入って立ち上がるけど、その後も同じような症状を繰り返す場合は、確実に本体内部に問題があります。

バッテリーの劣化

長くその機種を使用しているユーザーや、試用期間が浅くてもゲームなどのバッテリー消費の激しいアプリを頻繁に使っている、充電しながら使用しているなどのコアユーザーの方はバッテリー劣化の可能性があります。

リチウムイオンバッテリーは高密度・高速充電が可能で500回以上の充電サイクルにも耐える高寿命なバッテリーです。
充電サイクルも適切に使えば1,000回以上も可能です。

電池残量表示が50％でも100％でも、実際のバッテリー容量とは異なります。
バッテリー容量はバッテリー全体のどれくらいが有効なのかの目安となります。
例えば電池残量表示で50％でも、バッテリー容量が80％であった場合は、実際の電池残量は50％の8割以下の可能性もありますし、もしかすると使えなくなっている部分がすべて50％の中に存在する可能性もあります。(バッテリー容量はあくまでも目安なので、もっと少ない場合も考えられます。)
なので、「まだ電池残量が５０％もあるのに！」と言っても本当に50％あるわけではないので注意して下さい。
特にバッテリーが膨張して本体が膨らんできている場合は注意が必要です。

iPhoneでもAndroidでも設定のバッテリーの項目から現在のバッテリーの健康状態が確認できます。
※目安としての状態確認ですので、正確に状態を確認できるわけではありません。

本体内部の故障

本体内部で故障が発生し、端末が正常に動いていない可能性が高いです。
本体に損傷はなく、バッテリー状態も９５％以上（目安）、特にハードな使い方をしているわけでもないのに症状が頻発する場合は、潜在的な原因である事が考えられます。一度専門のスタッフに見てもらうことを強くおすすめします。
無理に使い続けると危険な場合もございますのでお早めのご対応をお願いします。

電源が入らない

そもそもバッテリーが全く残っていない可能性も考えられます。
しかし、ハードな使い方をしていない、しっかり充電していたということであれば、本体が故障している可能性が極めて高いので早めに専門のスタッフへ見てもらうことを強くおすすめします。

他の症状は？

スマートフォンを使っていると今回のような症状以外の状態になることもあると思いますので、引き続きいろいろな症状をまとめていきますのでよろしくお願いします。
おかしいな？と思ったらとにかく一度見てもらってくださいね？