端末の買い方は?

さて、スマートフォンの価格は年々値上がりを続けている状況です。
どうしても価格が上がるにつれて、月々のランニングコストに響いて来てしまうのでどうにかして金額を抑えたい・・・と考える方がほとんどではないかと思います。
端末の買い方も色々と出てきているので、実際にどうなのか少し考察してみたいと思います。

「安くする」 = 「中古端末」 は正解か?

やっぱり、端末代金を安く抑えようとすると、まずはじめに「中古端末」を考える方がほとんどだと思います。
そういう私も実際に、「端末を安くするなら」と問われると中古端末という選択肢も含めて話をします。
しかし、実際に「中古端末で安く」と言う願いが叶えられるのか・・・となるといくつか疑問符が付きます。
そういった疑問符のお話をしてみたいと思います。

発売時期は?

正直な話でいうと、出来る限り”最新”のものを選ぶべきだと思います。
理由としては単純なのですが、一番大切な「OSのサポート期間」です。
Androidであっても、iOSであっても、必ずやってくるのが「サポート期間終了」です。
どれくらいの期間サポートが続くのかはメーカーや提供するキャリアにより様々です。
サポートが終了する場合はその後にアプリが対応しなくなったり、セキュリティの問題があった場合に危険にさらされたままになる事になります。
安いからと言って発売が数年前の機種を購入して使用してみたら、サポート終了まであと数ヶ月!なんてこともあります。

本体の状態は?

できる限り破損していないきれいな状態の端末を絶対に選ぶ! と言いたいのですが、難しいです。
選ぶことが難しい理由としては、内部の破損は確認できないからです。
中古端末買取時にはしっかりと業者が動作確認などを行っているのである程度は問題ないと思うのですが、動作上は問題なくても、実は大きな問題が潜在的に潜んでいる可能性があります。
中身の基盤が破損していたり、チップが割れていることで電波のつかみが悪かったり、特定の動作ができないなどの問題もあります。
買取時の主な動作確認は、基本操作がメインとなっていて、細かい確認をしっかりと行われているかというと難しいと思います。
そのため、保証期間内で問題が顕在化して、購入後の保証が受けられるかは難しいと考えられます。(保証期間は1ヶ月などの短い場合がほとんどです。)

バッテリーの状態は?

バッテリーはよく「○○%あります!」という形でバッテリー状態を記載されているのですが、特に注意して下さい。あくまでも”目安”という程度です。
過去にバッテリー状態が90%のiPhone8があったのですが、実際には残量30%あたりで電源が突然落ちて、うんともすんとも動かなくなる状態の端末を見たことがあります。
バッテリーの劣化状況は正直な話、使用していた人がどういう使い方をしていたのかで大きく影響してきますし、使用方法以外でも、潜在的な故障を抱えていた可能性もあります。
そのため、「バッテリー状態が90%もある!」と過信し過ぎると大変なことになります。
もちろん選ぶ前提としては、できる限りバッテリー状態が良いものを選択するに越したことは有りません。

正直分からない

基本的に使用している間はみんなきれいに使おうとケースやガラスフィルムを使用して端末を守ろうとしているので、見た目上はとてもきれいな端末が最近は多いと思います。
しかし、スマートフォンも精密機器になるため、度重なる衝撃が積もり積もって内部のパーツが破損している事やバッテリーの膨張に繋がったりします。
前の使用者がどういった使い方をしていたのか、何回落下したのかなどを知るすべがなく、内部の状態が分からないため、詳しい人でも見極めることは極めて難しいです。

くじ引きになりかねない

本来の目的である「価格を抑える・安くする」と言う目標のもと中古端末を選んだものの、なにか問題が発生して、修理代がかかったり、買い直しをしなくてはならない状況になってしまうと目的が達成されなくなってしまう可能性が大いにあります。
まさにくじ引きのあたり・はずれのようなものです。

実は新品でも安く買える

とても気に入った機種があって新品の発売がされていないということであれば中古端末で探すしかありませんが、現在各キャリアで取り扱っている商品であれば、中古端末を探して買うよりも、新品を購入したほうが安く購入することができたりします。
現在主要キャリアが提供する機種購入サポートがあります。

・docomo  ・・・いつでもカエドキプログラム
・au   ・・・スマホトクするプログラム
・SoftBank・・・新トクするサポート

端末をキャリアへ返却する事で機種代金の最大半額が免除されるものになります。
(例えば10万円の機種なら返却することで5万円の残債免除)

2020年モデルのiPhone12であれば、中古で現在75,000~90,000円ほどで販売されていますが、2021年モデルのiPhone13が、上記購入サポートを使用することで実質58,000円ほどで買えてしまう計算になってしまうのです。
どちらが良いのかの判断はそれぞれ異なると思いますので、上記は一例です。
しかし、端末の購入方法を含めて、全体的なトータルコストを下げる方法としては一つの選択肢として考慮したほうが良いのではないかと思いますので、中古端末のご購入をお考えの場合は、一度携帯電話販売店のスタッフに相談して見ると良いかもしれませんよ?

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